母の日のプレゼントに哲楽珈琲を選ぶなら

母の日は毎年5月の第2日曜日。今年は5月10日です。少しずつ気温が上がってくるこの季節、午後にちょっと一息つくときにおススメなのは、「西田の坐禅」、「永井の歌声」、「アーレントの一服」の3種類です。いずれもさっぱりした酸味と、口にふわっと広がるアロマが特徴で、「天気がいいうちにあれもこれも!」とフル回転のお母さんをリラックスさせてくれるはず。

昨日は母の日のプレゼント用の注文が入り、「母の日」のことを思い出した焙煎人でしたが、最近買った新しい絵本を読みながら、少し反省しました。

1957年に製作が開始され、チェコでは国民的なキャラクターの「もぐらくんシリーズ」、手に取ったのは、2011年に木村有子さんの訳で出版された「もぐらくんとテレビ」です。森の仲間たちが、かたつむりくんが持って来たテレビに夢中になっているうちに、いばらの枝にがんじがらめに!さあこまった、もぐらくんどうする!?というお話。私も、スマートフォンに夢中になっているうちに、母の日のことをすっかり忘れていたことに気がつきました。さあ、もぐらくんのように、体操して、5月の風を切ってでかけましょう。母の日のプレゼントを買いに。

「木の下で、どうぶつたちが、まるでまほうをかけられたように、ひかるはこを、じっとみていました。
たいようも、テレビがよくみえるように、えだをかきわけて近くへいくと、すぐに、テレビにむちゅうになりました。
テレビは、かしこいときも、そうでないときもあります。きれいなものも、そうでないものもみせます。
でも、テレビには、まほうの力があるので、みはじめると、かんたんには、はなれることができなくなるのです。
たいようも、そのまほうの力に、とりつかれてしまいました。」

『もぐらくんとテレビ』作:エドアルド・ペチシカ 絵:ズデネック・ミレル 訳:木村有子